思い描いたデザインを歪みなく立体化するには、正確なプロセスと下準備がすべてを左右する。初心者が直面する最大の壁は「アクリル基板への固定」と「微細な半田付け」だ。まずは原寸大のデザインスケッチを用意し、5mmから8mm厚の透明アクリル板の裏面に配置する。このガイドラインに沿って、CNCルーターや手作業のアクリル彫刻ビットで浅い溝(チャンネル)を掘るか、目立たない透明クリップを配置していく。
LEDネオンフレックスを曲げる際、無理な鋭角折り曲げは内部配線の断線を招く。プロの現場では、急なコーナーに対してシリコンの外皮に小さなV字スリットを入れ、内部の基盤にストレスをかけない技法を用いる。切断は必ずチューブ側面に印された指定のカッティングマーク上で行わなければならない。
配線工程では、極小の接点への予備半田(フラックスを効かせた素早い予備メッキ)が耐久性を決定づける。半田ごての熱を当てすぎるのは厳禁だ。接合部は透明な熱収縮チューブと難燃性シリコンシーラントで完全に絶縁・防水処理を施す。電源にはスイッチング方式の安定化電源を選定し、全長に応じた消費電力を計算して最低でも20%の電流容量マージンを確保するのがトラブルを防ぐ鉄則だ。