冬場に乾燥して水分が抜け、まるで木片のように硬くなってしまった干し芋も、簡単なひと工夫でつきたてのお餅のように柔らかく蘇らせることができます。
最も手軽で効果的な裏技が「水分補給レンチン法」です。干し芋の表面をサッと水にくぐらせるか、霧吹きで少量の水を吹きかけます。耐熱皿に並べてラップをピッチリと密着させて包み、600Wで20〜30秒加熱。蒸気で干し芋内部がスチームされ、失われた水分が急速に補填されて驚くほどモチモチの食感に戻ります。よりリッチな風味を楽しみたい場合は、水の代わりに料理酒や少量の牛乳を吹きかける手法も現場で高い評価を得ています。
長期保存を前提とするならば、迷わず冷凍保存を選択してください。冷蔵室は乾燥が進みやすいため、実は干し芋の食感を最も損なう保存場所です。
冷凍する際は、干し芋を1枚ずつラップで隙間なく包み、冷凍用ジッパー付き保存袋に入れて空気を抜いて密閉します。この状態で約3ヶ月間風味をキープできます。解凍時は電子レンジで軽く温めるか、凍ったままトースターに入れて弱めの温度でじっくり4分ほど焼き上げると、中がアツアツの生キャラメルのような食感に仕上がります。