西武新宿線上石神井駅から歩いてすぐ、武蔵野の面影を残す緑豊かなキャンパスには、チャイムの音が響かない。時間管理すら個人の裁量に任せるのが「学院」の流儀だ。校則による縛りを極力排した環境は、裏を返せば、すべての行動に対する責任を自分自身で負うことを意味する。
部活動の熱気も凄まじい。ラグビー部やアメリカンフットボール部をはじめとする強豪運動部から、全国レベルの実績を誇る文化部まで、生徒たちは自律的に組織を運営する。男子校ならではの濃密な連帯感の中で、多様な個性がぶつかり合い、互いを認め合う独特のカルチャーが世代を超えて受け継がれている。