中2男子の体格を客観的に把握するうえで、最も信頼性の高い指標となるのが文部科学省が毎年公表している「学校保健統計調査」の最新データです。同調査における13歳(中学校2年生に該当)の数値を精査すると、男子の全国平均身長は160.0cm、平均体重は49.5kgを記録しています。
男子の身長推移において、中学入学直後(中1・12歳)の平均は154.0cm前後であり、中学3年(14歳)の平均は165.8cm前後に達します。つまり、中学3年間のうちで最も伸び幅が大きく、身体の骨格が急激に変化するのがまさに中学2年生の1年間です。
医学的に低身長とされる基準は、同年齢の平均値から大きく下回る「-2SD(標準偏差)」以下を指します。中2男子における-2SDの境界線はおよそ146.5cmです。このラインを下回っている場合は、成長ホルモン分泌不全などの医学的要因が隠れている可能性もあるため、小児科や専門の外来(小児内分泌外来)で相談することが推奨されます。しかし、150cm前後に位置している場合は、単に思春期の訪れがゆっくりな「晩熟型」であるケースが大半を占めます。