Q1:ドイツ語が全く話せなくても、第九の合唱に参加できますか?
A1:問題なく参加できます。多くの市民合唱団では、楽譜にカタカナのルビを振った専用テキストを用意しており、指導者も発音を一から丁寧に指導します。「フロイデ」や「ブリューダー」など頻出するキーワードの発音ルールを覚えれば、数週間の練習で自然と口が動くようになります。
Q2:シラーの原詩とベートーヴェンが採用した歌詞の違いは何ですか?
A2:シラーの詩『歓喜に寄せて』は友人と酒を酌み交わす場を想定して書かれた長大な作品でした。ベートーヴェンはその中から政治色や世俗的な乾杯の要素を削ぎ落とし、全人類の友愛と神の崇高さを讃えるフレーズを抽出しました。また、冒頭の独唱部「おお友よ、このような音ではない!」はベートーヴェン自身が作詞したオリジナルのフレーズです。
Q3:KAT-TUNの『喜びの歌』のパート割を知りたいのですが?
A3:ベートーヴェンの楽曲とは異なる2007年のJ-POP作品です。TBS系ドラマ『特急田中3号』の主題歌としてヒットし、冒頭のラップ部分を田中聖、サビの伸びやかなメロディを亀梨和也と赤西仁が主導するなど、メンバーそれぞれの声質を活かした緻密なマイクリレーが特徴となっています。
Q4:学校で習う「晴れたる青空」の歌詞で、第九のオーケストラ公演を歌うことはありますか?
A4:プロのオーケストラ公演や一般的な第九演奏会では、例外なくドイツ語原詩で歌われます。岩佐東一郎訳の日本語詞は教育用に制作されたものであり、リズムと音節が原語と異なるため、オーケストラのオリジナル譜面に合わせて日本語で歌うことは基本的にありません。