卒業検定で気をつけること完全網羅!一発中止を防ぐ合否の分かれ道

卒業検定で気をつけること完全網羅!一発中止を防ぐ合否の分かれ道

卒業検定で気をつけること完全網羅!一発中止を防ぐ合否の分かれ道の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

減点計算以前に、犯した瞬間にその場で検定が打ち切られるのが「危険行為による検定中止(一発中止)」です。助手席の検定員から「はい、ハザードランプをつけて路肩に寄せて停車してください。運転を交代します」と告げられた瞬間、不合格が確定します。教習生の多くが茫然自失となるこの事態には、明確な共通原因が存在します。

最も頻度の高い中止事由は、「補助ブレーキの作動」です。交差点への進入時、対向右折車や横断歩行者との距離感を誤り、検定員が「危険」と判断して補助ブレーキペダルを踏み込んだりハンドルに手を添えたりした瞬間、試験は即座に終了します。検定員は事故を未然に防ぐ義務を負っているため、少しでも衝突のリスクがあると察知すれば容赦なく介入します。

路上試験における具体的な注意点と中止リスクは、以下の3点に集約されます。

第一に、横断歩道における歩行者保護義務の違反(道路交通法第38条)です。信号機のない横断歩道の手前に歩行者や自転車が立っており、明らかに渡ろうとしているにもかかわらず、減速せずに通過した場合は「歩行者等妨害」となり即座に一発中止となります。「歩行者が自分に気づいて立ち止まってくれたから行った」という言い訳は一切通用しません。横断歩道の側面に人影が見えたら、停止線前で確実に減速し、いつでも止まれる態勢を取ることが鉄則です。

第二に、一時停止と踏切通過手順の不履行です。標識のある一時停止場所や踏切の手前では、指定停止線の直前で「車輪を完全に停止」させなければなりません。速度が1km/hでも出ていれば徐行と判定され、不停止による一発中止が下されます。停止した後は、左右の見通しが利かない場合、顔を前後に動かして二段階停止を行い、踏切では窓を少し開けて左右の安全と電車の接近音を確認する一連の手順を怠らない姿勢が不可欠です。

第三に、駐停車車両の側方通過と進路変更の判断です。路上試験のコース上には、配達車両や一般車両がハザードを点滅させて停車している場面が多々あります。このとき、障害物との間隔を1メートル以上保てるか、対向車が来ているのに無理に膨らんで避けていないか、ウインカーを出してルームミラー・サイドミラー・目視確認を完了させてから車線を跨いでいるかが厳格にチェックされます。焦って対向車の進路を塞ぐと「進行妨害」となり、一発で検定終了を迎えます。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。