一方で、SNSの投稿や匿名座談会の取材では、愛するわが子からの贈り物であっても「扱いに窮してしまった」というリアルな本音が散見されます。父親たちが直面した「困惑の真相」を整理すると、いくつかの共通要因が浮かび上がってきました。
典型的な失敗事例として挙げられるのが「巨大すぎる立体工作」です。ダンボールを何重にも組み合わせた大型ロボットや、強度が弱くて触ると壊れてしまう紙粘土のオブジェは、飾るスペースに困るだけでなく、ホコリをかぶった後の処分タイミングが見出せなくなります。取材に応じた40代の父親は、「捨てるに捨てられず、書斎の隅で5年間眠り続けている。気持ちは嬉しいけれど、保管性も考えてほしかった」と苦笑交じりに語りました。
また、小学校高学年が無理をして選んだ「趣味に合わない既製服やネクタイ」も要注意です。父親のビジネススタイルや私服の好みに合致しない場合、身につけることもできずタンスの肥やしになってしまいます。さらに「いつでも肩を揉みます券」を50枚綴りでもらったものの、父親側が遠慮してしまい有効期限が切れてしまうケースも後を絶ちません。贈り物は「コンパクトさ」と「すぐに使える仕組み」が極めて重要です。