Q1:スーパーで「豚バラ軟骨(パイカ)」と「豚耳・喉軟骨」を見かけますが、煮込み用にはどちらを買うべきですか?
A1:煮込み料理や角煮風、ソーキそばに使用するのは必ず「豚バラ軟骨(パイカ)」を選んでください。肋骨の先端にある軟骨で、周囲に適度な肉と旨味の強い筋膜が付着しています。喉軟骨(ドーナツ)や耳軟骨は組織が非常に硬質でゼラチン化しにくく、長時間の煮込みよりも薄切りにして塩焼きや唐揚げにする調理法に適しています。
Q2:調理前に包丁で軟骨を小さく切り分けるのが硬くて危険です。どう対処すればよいですか?
A2:生の豚軟骨は硬く、包丁の刃こぼれや滑りによる怪我の危険があります。買ってきた状態の大きなブロックのまま最初の「下茹で」を行ってください。熱湯で15分ほど加熱すると、周囲の肉がキュッと引き締まる一方で軟骨组织がわずかに柔らかくなり、包丁の刃が格段に通りやすくなります。下茹で直後に冷水にとってから作業するのが安全上の定石です。
Q3:たくさん作った場合、冷凍保存は可能ですか?また保存期間はどのくらいですか?
A3:完全に可能です。ゼラチン質が溶け込んだ煮汁ごとジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いて密閉冷凍してください。煮汁に浸しておかないと、解凍時に肉の水分が抜けてボソボソとした食感になってしまいます。冷凍保存の目安は約3週間〜1ヶ月です。食べる際は電子レンジの急速解凍ではなく、前夜に冷蔵庫へ移して緩やかに自然解凍し、小鍋で弱火温め直しを行うと作りたての質感が完璧に蘇ります。