三点リーダー(英語名:ellipsis / 省略記号)とは、1文字分の枠(1マス)の中央に3つの点が横(または縦)に並んだ記号「…」を指します。文章の途中を省略する「中略」の合図や、発言の余韻、言い淀んだ沈黙を視覚的に伝えるために用いられます。
よくある誤用として挙げられるのが、中黒(なかぐろ)を3つ連続で打ち込んだ「・・・」です。見た目が似ているため混同されがちですが、デジタル組版や文字フォントの構造上、両者には明確な違いが存在します。
中黒を3回入力した「・・・」は、文字と文字の間に不要な隙間が生じたり、フォントや表示環境(縦書き・横書き)によって点の位置が上下にズレて不揃いになったりします。一方、正式な三点リーダー(…)は文字の天地中央を通るように美しくデザインされた1文字の約物(Unicode: U+2026)として定義されています。Web記事や報告書、電子書籍などで文字の美しさと可読性を保つためには、中黒の連打ではなく正式な三点リーダーを選択するのが鉄則です。