売り場に一歩足を踏み入れると、まず目を引くのが「横浜・鶴見マルシェ」と銘打たれた特設コーナーだ。ここでは、横浜市内で収穫されたばかりの新鮮な野菜や、地元鶴見の老舗和菓子店の商品がずらりと並ぶ。輸送コストと二酸化炭素排出量を抑えつつ、地域経済を循環させる試みだ。
バイヤーが直接農家と交渉し、その日の朝に収穫された泥付きの野菜が店頭に並ぶ。不揃いな形のものも混ざっているが、それが逆に「本物の新鮮さ」を伝えている。価格も手頃で、夕方にはほぼ完売するほどの人気ぶりだ。大手チェーンでありながら、個人商店のような温かみを感じさせる仕掛けがここにある。