多くの受験生と保護者が最も関心を寄せるのが、法政大学への内部推薦制度の実態です。結論から言えば、卒業生の約85%〜90%以上が法政大学各学部へ進学しています。
「付属校に入れば無条件で大学へ行ける」という認識は誤りです。法政大学への内部進学権を獲得するためには、以下の明確な基準をクリアする必要があります。
- 高校3年間の総合成績(評定平均):定期考査や平常点に基づく基準を満たすこと。
- 基礎学力到達度テスト(実力試験):高校内で実施される統一試験で一定水準以上のスコアを獲得すること。
- 英語能力基準:TOEIC BridgeまたはTOEIC L&Rにおいて、大学側が指定するスコア基準(学部により異なるが一定水準の英語力)をクリアすること。
- 課題図書・読書指導:指定された読書マラソンや読書課題レポートの提出要件。
特に法学部、経営学部、情報科学部、GIS(グローバル教養学部)などの人気学部・学科は枠が限られており、学内での成績上位者から順に志望学部が決定されるため、高校入学後も激しい学内順位争いが繰り広げられます。
また、他大学進学へのサポートについても見逃せません。法政大学に設置されていない系統(医学・歯学・薬学・獣医学など)や、国公立大学への挑戦においては、法政大学への推薦受託権を保持したまま国公立大学を受験できる「国公立大学併願制度」が存在します。このセーフティネットを活かし、東京大学、東京工業大学、横浜国立大学などの難関国公立や、私立医学部へと進む生徒も毎年一定数輩出しています。