今年のチームにも、プロ野球スカウト陣が熱い視線を送る逸材が勢ぞろいしている。最速150キロを超える伸びやかなストレートを投げ込むエース、そして広角に長打を打ち分ける超高校級の主砲。彼らのプレーは単に高校生の域にとどまらず、すでに次代のプロ野球界を見据えた次元に達している。
ネット裏に詰めかけた日米スカウト陣のスピードガンが跳ね上がるたび、スタンドからはどよめきが起こる。個々の持てる高い潜在能力がチームの勝利という一つの目的のために献身的に発揮される姿は、観客の胸を強く打つ。彼らがどこまで成長を遂げるのか、その限界線は見えない。