華やかなイメージが先行しがちな定番バイトですが、現場の生の声を取材すると、求人票の文面だけでは見えてこない過酷な一面や、逆に思わぬメリットが浮かび上がってきます。
大手カフェチェーンの代表格であるスターバックスで2年間勤務する私立大3年生(21歳)は、現場のリアルを次のように語ります。
「お客様からの感謝や洗練されたサービス設計を学べる点は本当に素晴らしいです。就活の面接でも接客での工夫を具体的に話せます。ただ、最初の2〜3ヶ月はビバレッジ(ドリンク)のレシピや豆の原産地を覚えるための自習時間が膨大でした。時給目的だけで入ると、業務密度の高さに耐えられなくなる新人が少なくありません」
一方で、効率性を最優先にする学生から根強い支持を得ているのが個別指導塾や家庭教師です。国立大2年生(20歳)の男性は「1回90分で2,500円前後の収入になり、移動も大学帰りに済むため、週3日・1日2コマで月6万円をサクッと確保できる。余った時間を研究室やプログラミングの学習に充てられる点が最大の強み」と証言します。ただし、担当生徒の受験期にはシフトを外れにくくなる「精神的拘束」が発生する点には十分な留意が必要です。