かつての手作業による画像加工とは異なり、現在の主流は人工知能 (AI) を用いた自動生成技術だ。わずか数枚の高画質画像を入力するだけで、数秒のうちに精緻な偽画像や動画が作成されてしまう。拡散の主舞台となっているのはX (旧Twitter)やYouTubeなどの主要プラットフォームで、アルゴリズムに乗って瞬く間に不特定多数の目に触れる構造が出来上がっている。
『乃木坂工事中』をはじめとするテレビ番組やライブ映像から高品質な表情データが抽出され、悪質な生成モデルの学習素材にされるケースも目立つ。プロデューサーの秋元康が築き上げた乃木坂46の健康的で清純なイメージは、悪意あるディープフェイク生成物によって不当に傷つけられているのが実情だ。