石破氏の政治家人生を象徴するのが、長年ライフワークとして掲げ続ける地方創生政策である。全国の過疎地や農山漁村、被災地を何百回と巡り歩くハードな日程を支えているのは、間違いなくその恵まれた身体的タフネスだ。
地方の集会所で車座になって住民の声を聞く際、178cmの大柄な体をあえて小さく折り曲げて目線を合わせる姿は、地方の有権者に強い親近感を与えてきた。現場に立ち続ける持久力は、強固な体幹と骨格があってこそ成立している。
政治家にとってフィジカルの頑健さは政策推進力のエンジンそのものだ。激務が続く首相職において、過酷な外遊スケジュールや深夜に及ぶ危機管理対応を乗り切るための基礎体力が、あの骨太な佇まいに宿っている。