公益社団法人日本プロサッカーリーグが毎週更新するJリーグ順位表を開くと、冷厳な現実が数字として突きつけられる。現在の北海道コンサドーレ札幌が抱える最大の課題、それは勝点だけでなく「得失点差」のマイナス幅だ。攻撃的に前へ出るサッカーを志向する反面、背後の広大なスペースを突かれて失点を重ねる試合が少なくない。
上位進出を狙うライバル勢との勝ち点差は決して絶望的ではない。しかし、混戦のJ1で最後にモノを言うのは得失点差だ。1点をもぎ取り、1点を泥臭く守り切る。データが示す勝敗傾向を直視し、守備ブロックの再構築とトランジションの強度をどこまで上げられるかが、リアルタイム戦績を好転させる唯一の道筋となる。