今回の名簿編成で最大の焦点となっているのが、一連の政治資金規正法をめぐる不記載問題の処分を受けた議員たちの処遇である。党内では世論の猛反発を警戒し、不記載があった議員に対して比例代表への「重複立候補の禁止」や名簿順位の降格といった厳しい措置が議論の俎上に載せられてきた。
比例復活という安全網を奪われた候補者は、野党統一候補や強力な対立候補と小選挙区で直接対決し、1票でも上回らなければ即刻退場となる。背水の陣を強いられる候補者陣営の危機感は凄まじく、地元後援会を巻き込んだ猛反発が執行部への不信感としてくすぶり続けている。