彼の異次元とも言える身体能力と役者魂の根底には、師と仰ぐ故・千葉真一氏の教えが存在する。10代でジャパンアクションクラブ(現・ジャパンアクションエンタープライズ)に入会し、厳しい訓練の日々を重ねた。スタントマンとして現場の下積みを経験しながら、リアルな殺陣と熱い演技力を磨き上げた歴史がある。
「本物のアクションを追求する」という妥協なき精神は、後のアクション映画界全体へも大きな影響を与えた。吹き替えを使わずに自ら宙を舞い、泥にまみれて敵と対峙するスタイルの確立は、後進のアクション俳優たちにとって決定的な規範となった。師匠から受け継いだ意志は、現在の若手スタントチームにも深く根付いている。