同院の基盤を築いた社会医療法人社団森山医会は、長年にわたり地域密着型の高度専門医療を提供してきた。その中核をなすのが脳神経外科だ。創設者らの強い信念を受け継ぎ、現理事長の森山貴吉氏のもとで医療設備の刷新と専門医師の拡充が着実に進められている。
大きな転機となったのは、脳卒中センター発足プロジェクトの推進だ。一刻を争うくも膜下出血や脳梗塞の患者に対し、搬送から画像診断、血管内治療や緊急手術に至るまでのタイムロスを劇的に削減するシステムが構築された。専門チームが常時待機する体制が整ったことで、救命率の向上と後遺症の軽減に大きく寄与している。