毎年春から夏にかけて世界各地を転戦するバレーボールネーションズリーグ(VNL)は、ランキングポイントを稼ぎ出す最大の主戦場です。予選ラウンドだけで12試合を戦う過密日程の中で、1試合の結果がダイレクトに加減算されます。
このランキングポイントがなぜ決定的に重要かといえば、「バレーボール世界選手権の出場枠」および「組み合わせ抽選(プール分け)」に直結しているからです。拡大された世界選手権フォーマットでは、開催国や大陸選手権枠に加え、FIVB世界ランキング上位国に出場権が割り振られます。
さらに重要なのがシード権の確保です。世界ランキング上位に位置していれば、本大会の1次ラウンドで強豪国同士の「死の組」に組み込まれるリスクを回避でき、決勝トーナメント進出へのロードマップを圧倒的に有利に描くことができます。つまり、VNLでの1セットの失点や1試合の油断が、数年後の大舞台での命運を左右するのです。