ラグビーCMが人々の記憶に深く刻まれる最大の要因は、魂を鼓舞する劇中歌(CMソング)と、芯の通ったナレーションにあります。
ラグビー日本代表の熱闘を語る上で欠かせないのが、大正製薬「リポビタンD」のタイアップソングです。長年にわたり代表チームを支える同社は、日本を代表するロックユニットB'zの楽曲を継続的に起用。名曲「兵、走る」に代表される力強く突き抜けるボーカルと疾走感あふれるギターリフは、まさに命懸けでボールを前へ運ぶ桜の戦士たちのテーマ曲として日本中のファンの胸に刻まれています。
一方、2026年2月に公開されたSMBCの『ラグビーって人生だ』篇で流れる叙情的なメロディについて、公式発表資料および公式SNSアカウント(@SMBC_group)は次のように明かしています。
「ラグビー新CMに使われている曲は、本CMのために制作したオリジナル楽曲です。ラグビーにも人生にも共通する“誰かと繋がり支えあう尊さ”と、前へ進むすべての人へのエールを込めました」
既存のヒットチャート曲ではなく、映像の呼吸に合わせてゼロから書き下ろされたオリジナルスコアだからこそ、選手の息遣いや観客の歓声と完璧なシンクロを見せています。
さらにネット上で「この重厚で包容力のある声の主は誰なのか」と話題になるナレーション陣には、実力派の声優や名バイプレイヤーが多数抜擢されています。過去の代表戦告知や企業CMでは、津田健次郎さんや大塚明夫さんといった低音の響きが美しい声優陣、あるいは渡辺謙さんのような国際派俳優が語り手を務め、競技の持つ崇高な哲学を視聴者の耳元へダイレクトに届けてきました。