返礼品の選定では、良かれと思って選んだ品が「不祝儀のタブー」に触れてしまい、先方に不快感を与えてしまうリスクがあります。
明確なNG品として挙げられるのが「四つ足生臭もの」と呼ばれる肉や魚などの生ものです。殺生を連想させるため、仏事の贈り物としては固く禁じられてきました。また、日本酒やワインなどの「酒類」、昆布や鰹節といった品は、慶事・お祝い事で用いられる象徴的な縁起物のため、法要の返礼品には適しません。
商品券やギフトカードといった金券類も、近年は「相手が自由に使える」という理由で検討する人が増えているものの、金額が露骨に分かってしまうため目上の方への返礼としては非礼と受け取られる傾向が根強く残っています。
仏事返礼品の2026年最新基準において鉄則とされているのは、不幸を後に残さない「消えもの」を選ぶことです。使ったり食べたりして消えてなくなる品物は、悲しみを拭い去るという意味合いを持ちます。定番のお茶や海苔・銘菓のほか、実用性の高い高級タオル(「悲しみを覆う・拭い去る」の意味)やオーガニックソープが多くの支持を集めています。