一方、かつてプレイボーイとして名を馳せた羽賀研二のその後の人生は、あまりにも暗い影に覆われることとなった。破局から数年後、未公開株をめぐる恐喝未遂事件で逮捕・起訴され、実刑判決を受けて服役。一度は表舞台から姿を消すこととなった。
出所後も不動産登記をめぐる偽装事件など度重なる法的トラブルに見舞われ、芸能界復帰の道は幾度となく閉ざされた。才能と容姿に恵まれながらも、欲望と不条理の渦から抜け出せなかった男の末路は、あまりにも無常である。
かつて愛した女性が自らの人生を切り拓いて光の中に進む一方で、過ちの代償を払い続ける男の対比は、人生の選択が持つ重みを私たちに静かに問いかけている。