次原悦子の現在と異色経歴|中田英寿との絆や年収・夫の真相に迫る

次原悦子の現在と異色経歴|中田英寿との絆や年収・夫の真相に迫る

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次原悦子氏の歩みは、日本の実業家の中でも極めて特異なコントラストを持っています。1966年11月16日に東京都で生まれた彼女は、名門女子校に通う高校3年生、わずか17歳の時に母親の敏子氏とともにPR会社サニーサイドアップを創業しました。創業当時のオフィスは、原宿のアパートの一室、四畳半のスペース。資金も人脈もないゼロからのスタートでしたが、持ち前の行動力と柔軟な発想力で徐々に案件を獲得していきました。

特筆すべきは、当時の日本のビジネス社会において「女子高生社長」という存在が極めて異例であった点です。学歴社会が色濃く残る1980年代半ばにおいて、彼女は大学全盛期のレールには乗らず、現場の最前線で実践的なビジネス感覚を叩き込みました。しかし、実践だけで終わらないのが次原氏の真骨頂です。ビジネスが大きく成長したのち、実務経験を学術的に体系化すべく早稲田大学大学院スポーツ科学研究科へと進学し、修士課程を修了しました。起業家としての叩き上げでありながら、後年に高度な学問的知見を修得した経歴は、現在注目される「大人のリスキリング」の先駆けとも言えます。

サニーサイドアップは、アスリートやアーティストのPR、ブランディング、セールスプロモーションなどを多角的に手がけ、2008年に大証ヘラクレスへ上場。その後、東証二部、東証一部(現・プライム市場からグループ再編を経てスタンダード市場へ)へとステップアップを遂げました。さらに近年では、経済同友会の活動や経団連における要職を務め、2026年には経団連で女性として初となる審議員会副議長に就任。ダイバーシティ推進委員会のトップとして、保守的とされてきた日本経済の中枢に新たな風を吹き込んでいます。

山崎 陸
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山崎 陸

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