今から9年前の2017年。日本のYouTube界を揺るがす大スキャンダルが起きた。当時、絶大な人気を誇っていたはじめしゃちょーの交際関係を巡り、木下ゆうかが涙ながらに告発配信を行ったのだ。SNSは炎上し、謝罪動画が飛び交う事態となった。この出来事は、単なる男女の痴話喧嘩にとどまらず、インフルエンサーのプライベートがどれほど急速に消費され、ブランドを失墜させるかを証明する最初の事例となった。
当時は「UUUM」という巨大事務所の全盛期。彼らの動向一つで株価すら動く時代だった。あれから長い年月が経ち、視聴者の目も肥えた。スキャンダルに対する世間の反応は、当時よりもはるかに冷ややかで、かつ容赦のないものへと変化している。