日本の映像界において、1990年代前半生まれの女優陣は「黄金世代」と称されます。その中心に君臨するのが、1993年2月生まれの有村架純と、1991年12月生まれの高畑充希です。学年としては高畑が1学年上にあたりますが、芸能界でのキャリア形成やブレイクのタイミングが重なり、互いに「同級生のような感覚で何でも話せる存在」として距離を縮めてきました。
有村架純は2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で大ブレイクを果たし、2017年には『ひよっこ』でヒロイン・谷田部みね子役を好演。一方の高畑充希は、舞台『ピーターパン』で8年間にわたり主演を務めた確かな実力を武器に、2013年『ごちそうさん』での高い歌唱力と演技力で脚光を浴び、2016年『とと姉ちゃん』で見事に朝ドラヒロインの重責を果たしました。
国民的枠組みである朝ドラの主演を務めるプレッシャーは、経験した者にしか理解できない過酷さを伴います。報道各社のインタビューや当時の手記において、2人は同時期に巨大な期待と重圧に晒されていたからこそ、言葉を交わさずとも通じ合える特別な信頼関係が生まれたと明かしています。現在では映画、連続ドラマ、舞台とそれぞれの主戦場を確立し、名実ともに日本を代表する主演女優へと成長を遂げました。