結婚から四半世紀以上が経過した現在でも、ネット掲示板やSNSでは今井美樹に対する厳しい言説が散見されます。なぜ今井美樹の略奪婚は、他の芸能人の不倫・再婚事例と比較しても突出して長く批判され続けているのでしょうか。
「親友の夫を奪った」という道義的裏切りの重さ
芸能界における不倫や離婚は決して珍しい現象ではありません。しかし、一般視聴者やファンが最も強い拒絶反応を示すのは、「親友という立場を利用して家庭内に入り込み、夫を奪った」という背信性の構図です。知恵袋やX(旧Twitter)などの投稿を分析すると、「見知らぬ相手との不倫ならまだしも、相談に乗ってもらっていた親友を裏切る行為は道徳的に受け入れがたい」という意見が根強く存在します。
ネット上に流布した都市伝説の真偽
バッシングの過熱に伴い、ネット上では「今井が山下の留守中に自宅に押し掛けた」「意地悪な嫌がらせ電話を日常的に繰り返していた」といった過激な都市伝説が長年にわたり語られてきました。これらの多くは週刊誌のセンセーショナルな見出しや匿名の書き込みが尾ひれをつけて拡散されたものですが、山下久美子本人が手記『ある愛の詩』で語った「深夜の電話告白」などの実体験と混ざり合うことで、真偽の境界線が曖昧なままネットミーム化してしまった側面があります。
夫婦円満アピールに対する世間のアンビバレンス
近年、テレビ番組やインタビュー等で今井や布袋が「お互いを尊重し合う理想の夫婦像」や「家族の絆」を語る機会が増えています。しかし、2026年から2026年にかけての世論の反応を見ると、「当人たちが幸せをアピールすればするほど、傷つけられた元妻の存在が思い出されて不快感を覚える」といった批判的なトーンが一定数噴出しています。加害者側とされる側が幸せを誇示することに対する、大衆の倫理的アレルギーが未だに払拭されていない証左といえます。