2026年8月、東京都特別水泳大会の女子50m自由形で迎えた実戦復帰レース。プールサイドに立った彼女の姿に、世界中のメディアが賛辞を送りました。2026年2月には復帰後初となる表彰台に登り、「努力は報われるんだと感じた」と涙を滲ませました。同年4月の日本選手権では女子100mバタフライを制し、東京五輪のリレー代表内定を勝ち取ったことは記憶に新しい事実です。
その後、2026年のパリ五輪では個人種目である女子100mバタフライの代表権を自力で奪還。世界トップクラスのパワーとスピードが激突する舞台で準決勝進出を果たし、世界中に大きな勇気を与えました。かつて「パリ五輪でメダルを」と公言していた池江選手にとっては悔しさの残る結果となったものの、白血病という大病を経て二大会連続でオリンピックの舞台に立った事実は、スポーツ史に残る金字塔と言えます。
そして池江選手は、次なる目標として2028年ロサンゼルスオリンピックを最後に現役を引退する方針を明確にしています。2026年7月下旬にシンガポールで開催された世界水泳選手権を経て、自身の競技人生の集大成をロサンゼルスと定めました。2026年現在の彼女は、病気の再発リスクを日常的にモニタリングしつつ、疲労の蓄積と免疫力のバランスを細かく数値管理しながら、限られた現役生活のフィナーレへ向けて力強く歩を進めています。