島倉千代子との離婚後、藤本勝巳は表舞台から姿を消し、野球界やマスコミとの接触を極力避けて静かな生活を送りました。
引退後の事業精算を終えた後は、関西を拠点に会社員や一般の職に就き、再婚して新たな家庭を築いたと伝えられています。現役時代は阪神タイガースの4番として甲子園を沸かせたスターでありながら、過去の栄光を誇示することなく、一市民としての慎ましい暮らしを貫きました。
そして2026年10月23日、藤本勝巳は肺炎のため85歳でこの世を去りました。島倉千代子が2013年に75歳で旅立ってから9年後のことでした。若き日に激動の時代を共に駆け抜け、互いに傷つきながら別れた二人は、それぞれ波乱の人生を全うして静かに眠りにつきました。