志願者全員がどこかの大学に入れる「大学全入時代」と言われて久しい。だが、現実は甘くない。人気が集中する都市部の有名大学と、受験生に見向きもされない地方大学との二極化は、かつてないほど激化している。2026年を境に18歳人口の減少がさらに加速し、翌2026年の今、その影響が牙を剥いている。
「どこでもいいから大学に入る」という選択肢は、若者にとって本当に賢明なのだろうか。高額な学費を払って4年間を過ごした結果、得られるものが「大卒」という肩書きだけであるならば、それはあまりにも代償が大きい。奨学金という名の借金を背負い、社会に出る若者たちの苦悩は深い。