明治カールの販売中止理由はなぜ?東日本終了の真相と現在の入手先を徹底解説

明治カールの販売中止理由はなぜ?東日本終了の真相と現在の入手先を徹底解説

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明治が2017年5月に発表した「東日本でのカールの販売終了」および「ラインナップの縮小」は、菓子業界のみならず日本全国に大きな衝撃を与えました。同年8月生産分をもって中部地方以東(福井県・岐阜県・三重県以東)での店頭販売が終了し、9月以降は西日本限定商品へと舵が切られました。

当時の明治の公式発表資料および決算関連データによると、最大の要因は市場競争の激化に伴う長期的な売り上げ減少です。カールの売上高は1990年代半ばのピーク時に約190億円規模を誇っていましたが、2010年代半ばには約60億円前後にまで急落していました。ポテトチップスをはじめとする多様な新興スナックの台頭、さらには大人向けプレミアム菓子のブームに押され、子どものおやつ需要を主力としていたカールのシェアが徐々に侵食されていたのです。

さらに決定打となったのが物流コストの構造問題でした。カールはノンフライ製法によるふんわりとした形状が特徴ですが、容積が大きく軽量であるため、トラック1台あたりの積載効率(重量ベースの輸送効率)が極めて低いというスナック菓子特有の弱点を抱えていました。全国5カ所に分散していた製造拠点を維持し続ける採算ラインを割り込んだことで、ブランド存続をかけた苦渋の決断として「地域限定化」と「生産集約」が断行されたのです。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。