深津絵里と白山春久の現在|事実婚20年超の絆とあえて籍を入れない真意

深津絵里と白山春久の現在|事実婚20年超の絆とあえて籍を入れない真意

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20年以上の同棲を続け、業界内外から「事実上の旦那」と認められながらも、なぜ二人は法律婚を選択しないのか。その深層には、単なる怠慢や形式への反発ではない、独自の哲学が存在している。

第一の理由は、クリエイター同士としての自立心の維持である。深津は若くしてスターダムを駆け上がりながらも、常に役者としての自我を厳格に律してきた。白山氏もまた、雑誌『MEN'S NON-NO』や『POPEYE』、トップブランドの広告ヴィジュアルを手がける一線級の表現者である。入籍して「どちらかの家に入る」「戸籍上の主従が生まれる」という日本の伝統的婚姻制度の形式を踏むよりも、個々の表現者として独立した存在であり続けることが、互いの敬意を保つ最適解であったとされる。

第二の理由は、深津の最愛の母・深津諭喜子さんの闘病と別れを経たことにある。著名な書道家であった母親が2014年に癌で他界した際、白山氏は深津を精神的にも実務的にも献身的に支え抜いた。家族という枠組みが法的な書類によってではなく、困難な局面でいかに寄り添えるかによって証明された経験が、形式へのこだわりを完全に払拭させた要因の一つと見られている。

第三の理由は、「形式よりも実質」を重んじる美意識の一致である。婚姻届を提出することで得られる法的な便宜や世間体よりも、日々の暮らしで交わされる対話と信頼こそがすべてであるという認識が、二人の間で完全に共有されている。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。