施術直後の患部保護には、大きく分けて「食品用ラップフィルムによるクラシックケア」と「医療用防水透湿フィルム(セカンドスキン等)によるウェットヒーリング」の2つの流派が存在します。スタジオの指示や生活環境に合わせた使い分けが重要です。
食品用ラップを用いる場合、ラップの連続装着期間は最長でも2〜3時間程度に留めるのが鉄則です。通気性のないラップを長時間貼り続けると、皮膚常在菌が異常繁殖し、感染症や接触皮膚炎を引き起こすリスクが跳ね上がります。帰宅後は速やかに外し、ぬるま湯で洗い流してください。
一方、近年主流となっている専用の粘着式保護フィルムは、外からの水や雑菌を遮断しつつ水蒸気を通す構造になっています。貼り方のポイントは以下の通りです。
- 患部の周囲をアルコール綿等で油分オフし、タトゥーより2〜3cm広い余白を持たせてカットする。
- 皮膚を引っ張らず自然な体勢のまま密着させ、中央から外側へ空気を押し出すように貼る。
- 施術翌日に滲出液が溜まりすぎた場合は一度剥がして洗浄し、新しいフィルムに貼り替えて3〜5日間貼りっぱなしにする。