無惨の攻撃によって体を真っ二つに切り裂かれたシーンでは、多くのファンが絶望の淵に突き落とされた。しかし、茶々丸は死ななかった。切断された体が瞬時に結合し、元通りに再生したのだ。この驚異的な回復力の理由は、彼が「鬼化」していたからに他ならない。
珠世は最終決戦に赴く前、茶々丸を鬼にする手術を施していた。これは、万が一の事態に備えて彼を死なせないための、そして確実に薬を届けるための苦渋の決断だったのだろう。猫でありながら鬼の力を得た茶々丸。その赤い瞳には、珠世への深い忠誠心と、自らの使命を全うする強い意志が宿っていた。