PL学園の最盛期と現在地を客観的な指標で比較すると、その劇的な変化が数字となって表れます。教育機関としての規模、学力水準、スポーツ実績の各データをまとめました。
ピーエル学園高校生徒数の推移は、学校存続の根幹を揺るがす深刻な課題です。昭和末期には大阪有数の私立高校として活況を呈していましたが、スポーツ推薦の縮小、進学実績の低下、そして母体教団の求心力低下に伴い、志願者は右肩下がりに減少しました。PL学園高等学校の偏差値と評判についても、かつては難関大学合格者を輩出する特進クラスが評判を呼んだものの、現在は進学実績によるアピールは困難となっています。
一方で、球界に残した功績の巨大さは今なお色褪せません。PL学園出身プロ野球選手一覧を紐解けば、名球会入りを果たした立浪和義氏、宮本慎也氏をはじめ、新井宏昌氏、加藤英司氏、吉村禎章氏、片岡篤史氏、今岡真訪氏、松井稼頭央氏、福留孝介氏、サブロー氏、前田健太投手など、NPBの歴史を牽引した名選手がずらりと並びます。甲子園で記録した通算96勝は歴代トップクラスの金字塔であり、この育成力こそがPL学園の名を全国に轟かせた最大の要因でした。