SNSやQ&Aコミュニティの実態を分析すると、「ありか」という言葉の使い方にいくつかの典型的な誤用や混同パターンが見受けられます。
第一に、「アリバイ(不在証明)」との音の近さによる誤用です。ネット掲示板や若年層の投稿の一部で「犯行当時のありかを証明する」といった、本来「所在」や「アリバイ」と書くべき文脈で「ありか」が誤って使われる事例が散見されます。
第二に、単なる「行き先・目的地」との混同です。「週末のありかを決める」といった使い方は不自然であり、「行き先」「予定地」と表現するのが正しい日本語です。「ありか」はすでにどこかに存在・定着しているポイントを指す言葉であり、これから向かう未来の進路を指す表現としては機能しません。