近年のONE OK ROCKの音作りは、従来のオルタナティヴ・ロックの枠組みをあざやかに超え出ている。ヒップホップ、エレクトロニック、R&Bの要素を巧妙に取り入れたサウンドメイクは、海外のトッププロデューサーたちとの共同作業によって磨き上げられてきた。
特にTakaのボーカルデータは、世界的エンジニアたちの間でも「ミックスのしやすさと圧倒的な存在感が同居する奇跡的な声質」として高く評価されている。ミックス作業でどれほど電子音を重ねても、彼の声は決して埋もれない。芯の太さとハイトーンの伸びやかさ。この声があるからこそ、バンドはどれほどポップな領域に足を踏み入れようとも、その根底にある「ロックの魂」を失わずにいられるのだ。