一見すると異なる道を歩んだように見えるスリーファンキーズとあおい輝彦だが、実は深い縁で結ばれている。グループ解散後、メンバーの多くはソロ歌手や俳優としての道を模索した。その代表格が、スリーファンキーズの主力メンバーであった高橋元太郎だ。
二人の接点が最も強く表れたのが、国民的時代劇ドラマ『水戸黄門』(TBS系)での共演である。あおい輝彦が三代目「助さん(佐々木助三郎)」役として凛とした魅力を振りまく傍らで、高橋元太郎は名物キャラクター「うっかり八兵衛」として長年にわたりお茶の間に愛された。アイドル時代のライバル関係を超え、国民的番組の看板を共に背負った二人の呼吸は完璧だった。昭和から平成にかけてテレビ時代劇の金字塔を支えた二人の絆は、ファンにとって忘れがたい歴史的一幕である。