画面越しにもその凄まじさは伝わっていたが、実際の撮影現場は視聴者の想像を遥かに超える過酷さだったという。当時の制作スタッフが語る未公開の舞台裏からは、壮絶なロケの裏側が浮き彫りになる。
「24時間ぶっ通しの撮影中、演者だけでなくスタッフ側も限界を迎えていました。鬼役の演者たちも交代制とはいえ相当な体力を消耗しており、体育館の楽屋裏は怪我人と疲労困憊のスタッフで野戦病院のような様相を呈していたんです」。カメラが回っていない一瞬の休憩時間でも、キャスト陣は人間不信に陥り、物音一つに飛び起きていたという。まさにカメラに映らない場所でも、本当の恐怖と戦い続けていたのだ。