新橋・横浜間に日本初の鉄道が敷設されたあの日から、一世紀半以上。桜木町駅周辺には、今も鉄道発祥の地としての誇りがそこかしこに息づいている。
駅舎に隣接する「旧横ギャラリー」には、かつて鉄路を駆け抜けた110形蒸気機関車が静かに鎮座する。歴史を愛する鉄道ファンだけでなく、通勤途中のビジネスパーソンがふと足を止め、セピア色の写真と現代のビルのコントラストに見入る光景は、この駅ならではの日常だ。
2026年現在、旧駅舎の記憶を継承しつつ進行してきた周辺の景観再開発は新たな段階に入った。歴史的遺産の保存と現代建築の融合は、都市計画における世界的なモデルケースとしても高い評価を得ている。