賑やかな駅前通りから一歩奥に入ると、空気の質がガラリと変わる。火災盗難除けや諸難除けの守護神として古くから信仰を集める「宝登山神社」だ。凛とした静けさに包まれた境内には、繊細で鮮やかな彫刻が施された社殿が佇み、参拝者の心を静かに洗ってくれる。
宝登山ロープウェイに乗り、山頂へと向かえば、眼下には長瀞の街並みと秩父連山のパノラマが広がる。春は満開の桜と梅、夏は深い青葉、秋は山肌を赤く染める紅葉、そして冬には甘い香りを放つロウバイ。四季折々の表情を見せる山頂の散策路は、どの季節に訪れても新鮮な感動をもたらしてくれる。