茨城の地勢を語る上で欠かせないのが、国家の測量・地図作成を担う専門機関「国土地理院」の存在だ。つくば市に拠点を置く同院は、最先端の衛星測量データやドローン技術を活用し、日本の空間情報を支え続けている。こうした知の集積が、県内の緻密なデータ整備に貢献しているのは言うまでもない。
一方、県庁所在地である水戸市には、行政の中枢である茨城県庁がそびえ立つ。近代的なタワー型庁舎の上層階からは、水戸の街並みや遠くの山並みを一視同仁に見渡せる展望スペースが用意されている。現地を訪れ、立体的な景観と平面の地図を照らし合わせる体験は、地図ファンならずとも胸が高鳴る瞬間だ。