インターネットの掲示板やSNSでは時折、「盗撮問題のせいで高校野球のチアリーダー応援が禁止になるのではないか」「一部の学校でチア部が廃止された」といった極端な噂が飛び交うことがあります。しかし、これらは事実を誤認した情報です。
実態として起きているのは、応援の「全面禁止」ではなく、「時代に合わせた運用の適正化」です。例えば、伝統校の中には猛暑対策や生徒の意向を踏まえて、夏の大会ではチアリーダーではなく学校指定のポロシャツやTシャツ姿の全校応援スタイルを選択するケースがあります。これを一部のネットユーザーが「チア応援が禁止された」と曲解して拡散したことが誤解の発端です。
また、男女平等の観点から、かつては女子生徒のみで構成されていたチア部に男子部員が加入し、力強いアクロバットを披露する学校も増えています。性別や旧来の固定観念に縛られることなく、応援団・吹奏楽部・チアリーダーが三位一体となってチームを後押しする組織づくりこそが、現在のアルプススタンドで見られる真の姿です。