医療従事者の中からも、このステレオタイプに対する懸念の声が上がっている。外見が「元気で美しい」ように見える患者は、医師からも症状を軽く見積もられがちになるリスクがあるというのだ。
「若くて身だしなみが整っている患者さんの場合、主観的な疲労感や痛みが精神的なもの(うつ病や自律神経失調症)として片付けられ、専門医への紹介が遅れるケースが今も存在する」と、ある膠原病内科医は指摘する。外見の印象に左右されず、血液検査や画像診断などの客観的なデータに基づいて迅速に治療を開始することが、予後を左右する鍵となる。