AKB48としての活動を全うした後、彼女が選んだ道は地元の放送局でのアナウンサー職だった。カメラの前に立つ華やかさとは裏腹に、台風や地震などの災害報道、地域の小さなイベントの泥臭い取材、早朝からの生放送準備など、報道の基礎を徹底的に叩き込まれる日々を送った。
原稿を読む技術だけでなく、現場で何が起きているのかを瞬時に見極め、正確かつ情緒豊かに言葉へ変換する力。この地方局時代に磨き上げた「現場第一主義」の姿勢こそが、現在の彼女を支える揺るぎない土台となっている。過酷な現場であればあるほど輝きを増す彼女のタフネスは、取材対象への深い敬意から生まれている。