配偶者の不貞行為を突き止める作業には、感情を極限まで抑えた冷静な計算が求められる。不貞行為の法的立証には「肉体関係を推測させる客観的な証拠」が不可欠であり、単なる親しげなメッセージのやり取りだけでは裁判所を動かせない。
最前線で用いられる調査手法は、位置情報の時系列分析やサブスクリプションサービスの重複確認、さらには車載カメラやスマートホーム機器に残されたアクセスログの解析にまで及ぶ。自力で証拠を集める際は、不正アクセス禁止法やプライバシー侵害のリスクに十分注意しなければならない。違法な手段で得た証拠は、法廷で退けられる恐れがあるばかりか、逆に相手から刑事告訴される危険性を孕んでいる。