屋外で暮らす猫の防寒シェルターとして、最も推奨されているベース資材が厚手の発泡スチロール箱です。発泡スチロールは内部に無数の微細な空気層を含んでおり、外の冷気を遮断しつつ猫自身の体温を内部に閉じ込める抜群の断熱性能を誇ります。
スーパーの鮮魚コーナーや青果店、あるいはホームセンターで入手できる大型の保冷箱を活用すれば、野良猫ハウスのDIY費用を数百円から千円前後に抑えることが可能です。具体的な作成手順は次の通りです。
まず、猫が出入りするための穴を一箇所だけ開けます。サイズは直径15cm程度(成猫の頭が通る最小限の大きさ)にとどめるのが鉄則です。入り口を大きくしすぎると冷気が吹き込み、せっかくの保温効果が半減してしまいます。また、穴の位置は箱の底面から5〜10cmほど底上げした位置にくり抜くことで、内部の敷物が外へこぼれ落ちるのを防ぎ、地面からの冷気の侵入を抑えられます。
フタが強風で飛ばされないよう、養生テープや防水テープでしっかりと目張りして固定すれば、基本となる頑丈なシェルターの完成です。