数あるフジテレビのトーク番組のなかでも、『ボクらの時代』のトーン&マナーは際立っています。派手なテロップ演出や過剰な効果音を排し、落ち着いたトーンのナレーションとアコースティックなBGM(ビートルズをはじめとする心地よい名曲の数々)が、日曜の朝に心地よいリズムを作り出します。
番組には台本が存在せず、渡されるのは「トークのきっかけ」となるメモ程度。どこに着地するか分からない3人のフリートークは、ときに沈黙すらも味わい深い空気に変えてしまいます。
忙しい現代のライフスタイルにおいて、休日の朝にゆったりと他人の人生観や本音に耳を傾ける時間は、多くの視聴者にとって贅沢なリフレッシュ体験として定着しています。