羽の模様パターンに劇的な変化をもたらす変異として、絶大な支持を集めているのがオパーリンです。
通常、コザクラインコは顔から頭頂部にかけてのみ赤やオレンジが入りますが、オパーリンの特徴は頭部のマスクカラーが後頭部から首の後ろまでフードのように広がる点にあります。さらに背中のマント部分のグリーンやブルーが均一に発色し、尾羽の模様にも独特のグラデーションが現れます。近年では「バイオレットオパーリン」や「シーグリーンオパーリン」といった複合品種の美しさがSNSを中心に話題を集めています。
また、顔まわりの赤みや黄色みが完全に抜けたホワイトフェース(WF)の希少性も際立ちます。コザクラインコ特有の鮮烈な赤顔とは対照的に、陶器のような真っ白な顔とシックな体色のコントラストは、見る者に洗練された印象を与えます。
さらに、パステル画のような淡いトーンを生み出すパリッド(Pallid)の遺伝の仕組みにも注目です。パリッドは伴性劣性遺伝によって黒色色素(ユーメラニン)を約50〜60%減少させる変異で、孵化直後はブドウ目(成長とともに濃色化)となり、柔らかいライムイエローや淡いブルーグレーの羽色を形成します。色の境界がふわりと滲むようなグラデーションは、愛好家から芸術品と評されるほどです。