首周りを効率よく太く育てるには、ターゲットとなる筋肉の解剖学的な役割を把握することが不可欠だ。首の太さを決定づける二大巨頭が、前側から側面を走る胸鎖乳突筋と、首の後ろから背中へ広がる僧帽筋である。
正面や斜めからのビジュアルに強烈な存在感を与えるのが胸鎖乳突筋だ。首を前に倒す、あるいは横を向く動きで活性化し、ここを鍛え上げることで首の横幅とシャープな立体感が生まれる。一方で、横顔や背後からの厚みを左右するのが僧帽筋の上部エリアだ。ダンベルやバーベルを持ち上げるシュラッグ運動などを通じて僧帽筋上部を直接刺激すれば、首から肩にかけてのラインがたくましく盛り上がり、力強いシルエットが完成する。